健康診断
健康診断について
当院では婦人科の検診のほか特定健診を受けることができます。
特定健診とは
特定健診は、協会けんぽ（全国健康保険協会）が40歳以上75歳未満の方を対象に実施する健康診断で、メタボリックシンドロームに注目した健康診断を行い、生活習慣病の予防・改善を目指すものです。
通常の健康診断とは異なり、特定健診は生活習慣病の早期発見を重視しています。
対象者
- 40歳以上75歳未満の協会けんぽ加入者およびそのご家族が対象です。
- 本年度中に75歳になる方は、75歳の誕生日の前日までに受診する必要があります。
- 本年度中に40歳の誕生日を迎える方は、本年度4月から受診できます。
- 妊娠出産や病気療養で入院している方は対象外となります。
受診時の持ち物
特定健診受診券（セット券）
この券は、特定健診を受けるための証明書です。健診機関で提示する必要があります。
健康保険証
受診当日に健康保険証を持参してください。
自己負担金
特定健診の自己負担金は、加入中の社会保険組合によって変わります。
ただし、令和6年4月1日から令和7年3月31日に40歳に達する方は、自己負担金が無料となります。
診察項目
特定健診では、基本的な健診項目に加えて、血液検査、肝機能検査、血中脂質検査、心電図検査、眼底検査（当院では検査不可）、貧血検査などが含まれます。
特定健診と健康診断の違い
特定健診は生活習慣病の早期発見を目的とした健診であり、健康診断は病気全般の発見を目的としています。
特定保健指導
特定健診で基準を超えた対象者には、特定保健指導が行われます。
特定保健指導は、動機付け支援と積極的支援の2つのアプローチで行われます。
横浜市国民健康保険加入の方の特定健診
横浜市国民健康保険に加入していて、令和7年3月31日までに40歳から75歳の誕生日を迎える方が対象です。75歳になる方は、誕生日の前日まで受診可能です。
ただし、以下の条件に該当する方は特定健診の対象外です。
- 妊娠中の方や出産後1年未満の産婦の方。
- 刑事施設、労役場、その他これらに準ずる施設に拘禁されている方。
- 病院または診療所に既に6か月以上継続して入院している方または、年度内に6か月以上継続して入院している方。
- 障害者支援施設に入所している方。
- 独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園の設置する施設に入所している方。
- 特別養護老人ホームに入所している方。
- 養護老人ホームに入所している方。
- 有料老人ホームに入居している方（一部を除く）。
- 介護老人保健施設、介護医療院に入所している方。
窓口での自己負担額（受診料）
無料です。
受診時の持ち物
- 受診券
- 記入済みの問診票
- 横浜市国民健康保険の保険証またはマイナンバーカード（※）
受診券・問診票の送付について
受診券と問診票は個別に送付されます。75歳以上の方は横浜市健康診査となり、基本健診は無料です。
基本的な健診項目
- 質問票による問診（服薬歴、喫煙歴など）
- 身体計測（身長、体重、BMI、腹囲）
- 血圧測定
- 理学的検査（身体診察）
- 検尿（尿糖、尿蛋白）
- 血液検査（脂質検査、血糖検査、肝機能検査など）
詳細な健診の項目（医師が必要と認めた場合に実施する項目）
- 心電図
- 眼底検査（当院では検査不可）
- 貧血検査（赤血球、血色素量、ヘマトクリット値）